TOEFL iBT Writing Sectionの Question 2で高得点をとるコツは何だろう?どんな対策がいいのかなあ?文章を書くためのテンプレートはネットで検索すると、いくつもあるけれど、どれが一番いいのだろう?
以下は、このような疑問への回答です。
Writing Section全体についての情報はこちら。
Writing Section: Question 1については、こちらを。
最初に、Question 2の問題形式や質問の傾向を検討します。その後、例題を使ってどのようにレスポンス(エッセイとも呼ばれます)を書けば良いのかを具体的に考えていきましょう。レスポンスのサンプルも見て頂きます。
Question 2 の問題形式
それでは、 Question 2の問題形式から見ていきましょう。
Question 2では、一般的な話題(教育、生活、人間関係、仕事などの分野)について意見を求める問題が出て、それに対応するレスポンス(エッセイとも呼ばれます)を書きます。レスポンスに含めるべき内容は、自分の意見及びその意見を裏付ける理由や具体例などです。自分の知識や経験を頼りに書けば良いのです。
Question 2は、reading passageやlectureなどは組み込まれておらず、自分自身が持っている知識や情報や経験だけを基にしてレスポンスを書くことを求める形式の問題なので、independent writing taskとかindependent taskとかindependent essayとも呼ばれます。
レスポンスを書くための持ち時間は30分です。長さは300 words以上が望ましいとされます。
レスポンスを書くときはこのような画面になります。(この記事中の画像は ETSの教材を利用して作成しています。)
指示文(Directions)が制限時間とレスポンスの望ましい長さを示し、その下に、質問(Question)が表示されています。このサンプルの質問は、次の通りですね。
Do you agree or disagree with the following statement? It is more important for students to understand ideas and concepts than it is for them to learn facts. Use specific reasons and examples to support your answer.
レスポンスは、画面右半分の空白スペースにタイプします。残り時間と入力した単語数が画面上方に表示されます。
それでは、自分の書いたレスポンスはどのように採点されるのでしょうか。
採点基準
ETS JapanTOEFL Web Magazineによると、「段落数は関係ない」、「理由の数は関係ない」、「結論は必要ない」とのことです。つまり、標準的なエッセイの形式にとらわれる必要は無いということです。なぜなら30分という制限時間内に即興で書くレスポンスであり、決まった段落数や理由の数や結論を求めているようなテストではないからです。とは言え、実際にどのように採点されるのかが気になりますね。
ETSのWriting Practice Setsの中に分かりやすい説明があるので、それを要訳します。
Question 2には「正解」はありません。与えられた質問(トピック)に対応する意見であれば、どんな意見でもよいのです。重要なのは、自分の意見をはっきりと述べ、それを裏付ける例や理由や詳細をしっかりと練り上げることです。よく展開されたレスポンスとは、適切な理由、例、詳細が含まれており、自分が主張している意見をうまくサポートまたは説明しているレスポンスです。論の展開とは、単に文字数のことではありません。
またレスポンスの構成がよく整理されているかということも大切です。構成が良ければ、読者は最初から最後まで混乱することなく読むことができます。同じ情報を異なる方法で繰り返すだけにならないように注意する必要があります。
また、自分の考えを表現するために使用する文章構造や語彙の質と正確さも非常に重要です。
つまり、レスポンスを評価する判断材料は3つで、それは、論の展開(意見とサポート)、レスポンスの構成、そして英語の質と正確さです。意見とサポートを十分に発展させ(厚みを持たせ)ているか、読む人が最初から最後まで混乱せずに議論を追っていけるか(首尾一貫しているか)、様々な文構造を使い適切な語彙を用いて意見と理由や例を表現しているか、などが重要なのです。
なお、公式採点者向けの具体的な評価基準(TOEFL iBT Writing Task Scoring Rubrics)はETS(TOEFL iBTの制作・運営元組織)がこちらで公開しています。
★ また、ETSの採点評価基準をこちらの記事で分かりやすく説明しています。
次に、質問の傾向を見ましょう。
質問のタイプと傾向
具体的には、どのような質問が出題されるのでしょうか。先ほど、すでに一例を見ましたが、ETSが有料で提供する公式の対策本である『The Official Guide to the TOEFL Test』には練習用のトピックが150題以上、含まれています。
また、ETSが無料で提供している Plannerにもいくつか含まれています。参考のために、このPlanner から下にいくつか引用します。
• Some people prefer to work for a large company. Others prefer to work for a small company. Which would you prefer? Use specific reasons and details to support your choice.
• Should a city try to preserve its old, historic buildings or destroy them and replace them with modern buildings? Use specific reasons and examples to support your opinion.
• Do you agree or disagree with the following statement? Technology has made the world a better place to live. Use specific reasons and examples to support your opinion.
• In your opinion, what is the most important characteristic (for example, honesty, intelligence, a sense of humor) that a person can have to be successful in life? Use specific reasons and examples from your experience to explain your answer.
ETS公式教材『The Official Guide to the TOEFL Test』及びPlannerに含まれる練習用のトピックを分析して、質問の典型的なタイプ(型)を分類すると、おおむね4つのタイプに分けられます。出題頻度順に1~4と並べます。
タイプ1 二択・三択、多者択一型で、質問文に含まれるフレーズは、「agree or disagree」、「support or oppose」、「which is better」、「which is more important」、「what is the most important. . .」など。
⇒ この記事では、特にこのタイプの質問に対するレスポンスの書き方を扱います。
タイプ2 Which would you prefer {choose / buyなど}というタイプの問題。実はこのタイプも、二択・三択、多者択一型問題の一種なので、上のタイプ1 で見たレスポンスの書き方で片付けることができれば、そうしてください。
⇒ このタイプの質問に対するレスポンスの書き方は、こちらをご覧ください。
タイプ3 Compare the advantages and disadvantagesというタイプの問題
⇒ このタイプの質問に対するレスポンスの書き方は、こちらをご覧ください。
タイプ4 上の3つのタイプのどれにもはまらない問題
⇒ このタイプの質問が出たら、原則として質問文に対応するようにレスポンスを書くということです。例えば、「How do movies or television influence people’s behavior? Use reasons and specific examples to support your answer.」(ETS公式教材より引用)このような質問の場合、書き出し方の一案としては、「Movies and television can have both positive and negative influences on people’s behavior. First, . . .」いかがでしょうか。
ではもう一つ、問題例を見ましょう。「Neighbors are the people who live near us. In your opinion, what are the qualities of a good neighbor? Use specific details and examples in your answer.」(ETS公式対策本より引用)このような質問であれば、例えば、「I believe that the qualities of good neighbors are looking out for each other, being sociable and friendly, and being courteous and respectful. First, . . .」のような書き出し方も考えられます。
タイプ4の質問で、もし書き出し方が分からなければ、とにかく「I believe that. . . .」あるいは「In my opinion. . . .」から始めましょう。
ETS Japan TOEFL Web Magazineによると、最近の傾向としては二択問題、特に「Do you agree or disagree」という形式の質問が多く出題されているとのことです。
したがって、(TOEFL iBTのための勉強時間が限られている場合は)タイプ1の質問、特に二択型の質問を想定して対策をするのが賢明でしょう。
そこで、以下では、特に「Do you agree or disagree~」で始まる質問に対応するレスポンスの書き方に焦点を当てていきます。
レスポンスの書き方
この記事では、下に示すような構造(形)のレスポンスの書き方をお勧めします。いくつかの段落から成るエッセイの形です。もちろん、この構造で書かないと高得点を得られないということでは、ありません。段落の数が全部で1つでも2つだったとしても、質問にきちんと答える内容で、文章全体の展開が読みやすく説得力のあるものであれば、高得点を得られるでしょう。しかし、レスポンスを書くのに30分しかないので、よほどエッセイ・ライティングに慣れているのでなければ、下の構造を理解して利用することをお勧めします。書き方であれこれ悩む必要がなくなり、レスポンスを書きやすくなります。加えて、採点者がレスポンスの内容の展開を理解しやすいので、減点されにくいでしょう。
結論は、既に確認したように、無くてもかまいません。時間が余れば書けば良いという程度のものです。
例題
それでは、例題を使って、サンプル・レスポンスをお見せしながら、具体的に書き方を説明していきます。例題は、ETSのWriting Practice Setsに含まれている練習問題の1つを使います。これはタイプ1に分類できる問題です。
Do you agree or disagree with the following statement? “Television advertising directed toward young children (aged two to five) should not be allowed.” Use specific reasons and examples to support your answer.
アウトラインをメモする(約3分以内)
ここでお示しするサンプル・レスポンスは、「agree」の立場から書いていきます。
いきなりレスポンスを書いてもかまいませんが、まず、どのような議論を展開するかをざっと考えることをお勧めします(約3分以内)。自分の意見を決めて、書きとめて、この意見を裏付けるポイント(理由や例)を2つか3つ考えます。そして、それぞれのポイントを説明する詳細情報等を考えて、思いついたことを素早く書きとめておくのです。試験会場でチェックインの際に渡される鉛筆とメモ用紙を使って書きます。
私は下のようにアウトラインを書いていますが、自分にとって意味を成すものであればどんなアウトラインでも構いません。英語・日本語混在でも構いません。また、私は時間制限がない状態でこれを書いていますので、かなりたくさんの情報を書き留めていますが、これほど詳しいアウトラインを作成する必要はありません。実際にTOEFL iBTを受けるときは、とにかく思いつくことを書き留めて、レスポンスを書くための情報収集と情報整理をするんだ、という気持ちでアウトラインを書いてください。また、アウトラインはきれいに整然と書く必要もありません。例えば、最初に思いついたときは1つ目のポイントの詳細情報にしようと思って書き留めたけれど、あとで、これは3つ目のポイントのサポートとして使える情報だと思ったら、線や矢印で、それを示しておけばいいですね。
Outline
意見:Agree — ads aimed at y children should not be allowed, unless regulated.
1つ目のポイント:Children cannot tell what is good for them.
cognitive development – infancy
≠ adults, kids lack ad literacy
susceptible to ads
cannot protect themselves
2つ目のポイント:Children face risks & challenges.
high sugar-fat foods
unhealthy eating habits
obesity; suffer physically
& emotionally
diabetes
toys parents don’t want to buy
strains parent-child relationship
w/ consequences
3つ目のポイント:Unfair to advertise to children
unethical, given the risks
children’s rights should
be protected
industry’s self-regulation
X realistic
motivated by profit
parents’ responsibility?
X practical
Ethical regulations necessary
レスポンスを書く(サンプル・レスポンス)

それではアウトラインのメモを基にしてレスポンスを書きます。例えば次のような書き方が出来るでしょう。
第1段落: 導入
第1段落では、自分の意見をはっきりと書きます。
第1段落は、例えば次のような書き方が出来ます。
大雑把な和訳をするとこのようになります。
「Here is why.」というフレーズは、無くてもかまいません。ただ、第一段落で意見を述べると共に、本論(次の段落以降)に含める理由や事例などにつなぐ表現を書きたいという場合もあると思います。そんな時は、このフレーズを使えばよいでしょう。また、他のフレーズとしては、例えば「I have three points to make.(意見をサポートするポイントは3つある)」などでも構いません。
ところで、「points」という単語の代わりに、「reasons」という単語を使って「I have three reasons. . . .」のように書くことを勧める人もいますが、最初から「reason」という単語を使うんだと決めてかかるのは賢明ではありません。なぜなら、自分の意見を裏付けるサポートが、必ずしも「reason」(理由)と呼べるものだとは限らないからです。例えば、理由ではなく具体例や議論自体が、意見を裏付けることもありうるからです。そういった場合、「point」という単語を使えば、理由とは呼びにくい具体例や議論自体をも指すことが出来るので便利です。ですから、「reason」ではなく「point」を使うほうが有益でしょう。
いずれにせよ、「Here is why.」は、どんな場合でも使えますので、便利です。
第2段落:自分の意見を裏付ける(サポートする)1つ目のポイント
この段落では「1つ目のポイント」を説明します。最初のセンテンス(青色マーカー下線部)で1つ目のポイント(理由や具体例など)を簡潔に書きます。そして、その後の部分でこのポイントを詳しく説明する具体例や詳細情報等を書きます。たとえば、下のような書き方が可能です。
和訳です。
第3段落: 自分の意見を裏付ける(サポートする)2つ目のポイント
この段落では「2つ目のポイント」を説明します。最初のセンテンス(青色マーカー下線部)で2つ目のポイントを簡潔に書きます。そして、その後の部分でこのポイントを詳しく説明する具体例や詳細情報等を書きます。たとえば、このように書いてもいいですね。
和訳します。
第4段落: 自分の意見を裏付ける(サポートする)3つ目のポイント
この段落は「3つ目のポイント」についてです。最初のセンテンス(青色マーカー下線部)で3つ目のポイントを簡潔に書きます。そして、その後の部分でこのポイントを詳しく説明する具体例や詳細情報等を書きます。たとえば、このように書けますね。
和訳です。
結論は?
結論は不要ですが、入れてもかまいません。ただし、既に述べてきた内容以外の新たなポイントは書いてはいけません。
結論を書くのなら、上で述べてきたことに言及して、第1段落で書いた意見を、少し文言を変えて書きます。たとえば、このように書けばいいですね。
和訳
(時間に余裕があって、既に述べたポイントに個別に言及したければ次のような書き方も可能ですが、無理にこのような結論を入れる必要はありません。In conclusion, television advertising aimed at children should not be allowed unless strictly regulated because children lack advertising literacy and are vulnerable to potential risks, making it unfair to target advertisements at them.「In conclusion」の代わりに「In summary」でもよいでしょう。[和訳—結論として、子供向けのテレビ広告は厳しい規制無しには許可すべきではないのだ。なぜなら、子供は広告リテラシーが低く、潜在的なリスクに対して脆弱であり、子供を対象とした広告は不公平だからである。])
以上です。
ETSが提供するヒント
ETSはWriting Practice Setsの中で、この例題のレスポンスの書き方についてヒントを提供しています。私も、このヒントを参考にして上のサンプル・レスポンスを書きました。ここに、このヒントを転載し、その後で大雑把な訳を加えます。
To earn a top score, you should develop a multi-paragraph essay that responds to the issue of whether TV advertising directed at young children should be permitted. Typically an effective response will contain a minimum of 300 words.
Among the kinds of support that might be developed in favor of banning such advertising might be that young children do not have the ability to tell what is good for them and what is not. So this may lead to children who will be excessively influenced by television advertising and form bad eating habits or demand to have every toy that they have seen advertised.
Those who disagree with the statement often develop one of their supports along the lines that it is the responsibility of the parents to decide what their children should watch on television and that parents should monitor their children’s reactions to shows or advertisements. Thus, it is not necessary for government or the television stations to ban advertisements directed at young children.
最高得点を獲得するためには、「幼児向けのテレビ広告を許可すべきかどうか」という問題に答える複数段落のエッセイを作成する必要があります。通常、効果的な回答は最低でも300語で構成されます。
このような広告を禁止することを支持する根拠としては、幼い子供は自分にとって良いものとそうでないものを見分ける能力がないということが考えられます。そのため、テレビ広告に過度に影響され、悪い食習慣を身につけたり、広告を見たおもちゃをすべて欲しがったりする子供が出てくる可能性もあるということを言っても良いでしょう。
広告を禁止することに反対する人は、子供がテレビで何を見るべきかを決めるのは親の責任であり、親は子供の番組や広告に対する反応を監視すべきであり、したがって、政府やテレビ局が幼い子供向けの広告を禁止する必要はないという言う議論を展開することが多いようです。
レスポンスの基本形
上で示した答え方(レスポンスの書き方)のサンプルの中で赤い下線を引いた部分は、Question2でタイプ1であれば、どのようなテーマが扱われたとしても使えるフレーズですので、下に「レスポンスの基本形」としてまとめます。これを頭に入れて試験に臨んでください。そうすれば、実際のTOEFL iBTを受けている最中に、どんなフレーズ・表現を使おうか、次の段落はどのように書きだそうか、どんな構造のレスポンスにしようか、などと迷う時間を減らせます。
レスポンスの基本形(テンプレート)– タイプ1
- I agree {disagree} that __________________. Here is why. {I have three points to make.} {I have two points to make.}
- First, _________________________________.
- Second, _______________.
- Third, _______________.
- (The above explains why _______________. {In conclusion, _______________.})
便利な接続表現
最後にレスポンスを書くときに便利な表現をいくつかリストアップします。
In addition. . . .(その上、さらに、加えて)
Moreover. . . .(さらに、その上に、また)
Furthermore. . . .(そのうえ、さらに)
Also. . . .(また、それに)
In other words. . . .(言い換えると)
So. . . .(したがって)
In fact. . . .(実は、実際のところ)
However. . . .(しかし)
Yet. . . .(しかし)
On the other hand. . . .(他方で)
Nevertheless. . . .(しかしながら)
Nonetheless. . . .(しかしながら)
Having said that. . . .(とは言え)
That said. . . .(とは言え)
One (of the advantages) is (that). . . .(利点の一つは)
One (of the benefits) is (that) . . . .(利点の一つは)
One argument in favor is that. . . .(それを支持する1つの議論は)
Another advantage is (that) . . . .(もう一つの利点は)
A further benefit is (that). . . .(もう一つの利点は)
One other positive aspect is (that). . . .(もう一つの利点は)
One (of the disadvantages) is (that) . . . .(一つの欠点は)
One (of the drawbacks) is (that) . . . .(一つの欠点は)
Another disadvantage is (that) . . . .(もう一つの欠点は)
A further negative aspect is (that) . . . .(もう一つの欠点は)
One other disadvantage is (that) . . . .(もう一つの欠点は)
This is because. . . .(その理由は)
One reason (why . . .) is (that) . . . .(一つの理由は)
One of the (main) reasons (why . . .) is (that) . . . .(一つの理由は)
Another reason is. . . .(もう一つの理由は)
A further reason is (that) . . . .(もう一つの理由は)
Part of the reason (why . . .) is (that) . . . .(理由の1つは)
As a result of~(~の結果として、~を受けて)
For this reason. . . .(この理由から、このような訳で)
Therefore. . . .(したがって)
That is why. . . .(したがって)
It is worth noting that~(~は注目に値する)
We can say that~(~と言ってよい)
It is important to note {recognize} {emphasize} that~(~は重要である)
It goes without saying that~(~は言うまでもない)
例を挙げるときに便利な表現:
For instance. . . .(たとえば)
For example. . . .(たとえば)
Take~for instance. . . .(例えば~を見て{検討して}みよう)
~is a good example. . . .(~は良い例だ)
~is a case in point. . . .(~は、それの良い例だ)
A common example (of this) is when. . . .(良く知られた具体例は)
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