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ロヒンギャ難民キャンプで何百もの仮設住宅が焼失

バングラデシュ、コックスバザール(AP)— バングラデシュ南部の広大なロヒンギャ難民キャンプで、壊滅的な火災が発生し、何百もの仮設住宅が破壊され、数千人が住む場所を失ったと当局者と目撃者は語った。

コックスバザール地区のバルカリ・キャンプでの火災は、午後遅くに発生し、少なくとも4つのブロックに急速に広がったと、政府の難民救済帰還委員会の追加委員であるモハマド・シャムスッド・ドウザ氏は述べている。同氏によると、急速な延焼のため、消防隊の少なくとも4部隊が炎を抑えるのに苦労しているという。

国連難民高等弁務官事務所のルイーズ・ドノバン報道官は、消防隊、救助・対応チーム、ボランティアが現場にいるとメールで述べている。

「これまでのところ、火災は仮設住宅、保健センター、配給所、その他の施設に影響を及ぼしています。ボランティアが被災者を支援しています」とコメントしている。

犠牲者はすぐには報告されなかったが、死傷者が出ることが懸念される。行方不明者の詳細は確認できていない。ロヒンギャの難民2人が現場でAP通信に語ったところによると、火はあっという間に広がり、月曜日の夜になっても燃え続けていたとのこと。

ソーシャルメディアに投稿された複数の動画には、キャンプから立ち上る煙が映っている。

バングラデシュは、100万人以上のイスラム系少数民族ロヒンギャの難民を保護しているが、その大多数は2017年にミャンマー軍による大規模な弾圧でミャンマーから逃亡した人々。国連は、この弾圧には大量虐殺の意図があったとしているが、ミャンマーはこれを否定している。

バングラデシュは、混雑した難民キャンプで難民を受け入れており、仏教徒多数を占めるミャンマーへの送還を開始したいと考えている。共同協定に基づいて送還の試みが何度か行われたが失敗に終わった。それはロヒンギャの人々が、市民権などの基本的権利を否定する国での更なる暴力を恐れて、送還を拒否したためだ。

1月には、別の火災によって、キャンプ内の何百もの簡素な住居が破壊され、何千人もの人々が住む場所を失った

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