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佐藤正久外務副大臣の開会挨拶

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TICAD閣僚会合ビジネス関連サイドイベント第1部「アフリカにおけるビジネス機会」2018年10月5日(出典:外務省ホームページ

(この文字データは、「TICAD閣僚会合サイドイベント『アフリカにおけるビジネス機会』における佐藤外務副大臣挨拶日本語版」(外務省ホームページ)を加工して作成しました。)

アフリカ各国代表団の皆様、日本及びアフリカ企業関係者の皆様、TICAD閣僚会合に先立ち、ビジネス・サイドイベント第一部「アフリカにおけるビジネス機会」が開催されますことを大変嬉しく思います。

明日からTICAD閣僚会合が開幕します。アフリカの社会と経済の発展を一層促進していくために、民間企業は極めて大きな役割を果たしています。TICADも回を追うごとに、民間セクターの関与と協力が徐々に大きくなってきています。

日本政府としては、来年8月に横浜で開催されるTICAD7に向けて、日本の対アフリカ投資をいかに促進し、アフリカの経済社会の発展と日アフリカ間の経済協力関係を強化していくか、具体的な取組を検討しているところです。

アフリカは様々な分野で投資機会が見込まれる大いなるフロンティアですが、一方で、未だ多くの課題を抱えています。それらを克服するために、日本企業の果たせる役割は決して小さくありません。日本企業には質の高い製品、職業訓練を通じたスキルの高い人材育成、高い技術力があります。大企業だけでなく、中小企業も同じです。更に、日本式の企業文化や職業倫理によって、現地の発展に寄与してきました。アジア諸国における経験がそれを示しています。

本日はアフリカの商工会議所の代表者や国際機関の専門家から、アフリカの大いなる魅力と投資機会について、紹介がなされることを楽しみにしております。

本日のイベントの結果、多くの日本企業の方々が、アフリカへの投資や事業拡大を真剣に検討し、実際にアフリカに足を運んでその熱気と可能性を肌で感じて、具体的なビジネスの成果につながることを期待しています。日本とアフリカの関係が、来年のTICAD7に向けて、更に盛り上がっていくことを祈念し、私の挨拶とさせて頂きます。ご清聴ありがとうございました。

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